県北部で大雪となった前日から一転、22日の県内は上空が高気圧に覆われて全域で晴れた。長野市内では紅梅が咲き、少しずつ春本番に近づいている。 街路樹の紅梅が咲き始めた長野市大門町では、善光寺への参拝客らが花を見上げていた。同市安茂里から家族で訪れた小学4年の西沢綾夏さん(10)はダウンジャケットを腰に巻き、「歩いていたら暑くなった」。父親の会社員弘和さん(40)も「道に残雪はあるが日差しは暖かい。少しずつ春が来ていますね」と話していた。 長野地方気象台によると、22日の県内各地の気温は平年並みか、少し低め。同日正午までの最高気温は飯田市南信濃10・2度、伊那8・7度、上田7・7度、松本7・4度、長野6・8度などだった。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧