諏訪郡下諏訪町の日本電産サンキョースケート部は24日、ソチ冬季五輪の男女スピードスケートに出場した4選手の報告会を町役場で開いた。長島圭一郎(31)、加藤条治(29)、上條有司(27)、高木菜那(21)の各選手とコーチら計11人が出席し、声援に感謝を伝えた。 報告会は町が呼び掛け、町民や町職員約70人が参加した。長島、加藤両選手の男子500メートルを含め、メダルに届かなかった結果について、今村俊明監督(51)は「オランダ勢に完敗し、悔しい。4年後は金メダルを目指す」と強調。500メートル6位の長島選手は「応援のおかげで力を出し切れた。これからも頑張ります」、5位の加藤選手は「メダルには届かなかったが、接戦の中で5位に入ったのは収穫」と語った。 青木悟町長は「みなさんの頑張りに多くの人が勇気づけられた」と話し、文字盤に選手たちの写真が入った記念の置き時計を贈った。 ソチ五輪ではほかに、500メートルで上條選手が20位、高木選手が女子団体追い抜きで4位、女子1500メートルで32位だった。この日は栃木県で開かれた第69回国体冬季大会の報告会も兼ね、出場した同社スケート部の3選手が出席した。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧