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しなの鉄道「ろくもん」7月11日から運行 車内で提供の料理公表

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 しなの鉄道(上田市)は25日、軽井沢―長野間の観光列車「ろくもん」の運行を7月11日に始めると発表した。4月15日から乗車の予約を受け付ける。この日は沿線地域の食材をふんだんに使い、車内で提供する予定の懐石料理やデザートも公表した。  ろくもんは週末や夏休みなどに運行し、軽井沢発が午前10時41分と午後3時57分、長野発が午後1時25分の1日3便。7月は金、土、日曜を中心に計12日間、8月は計23日間運行する。  食事付きプランは長野―軽井沢間を全区間乗車するのが条件で、運賃は大人、子どもとも1万2800円。軽井沢―篠ノ井間で自由に乗り降りでき、乗車駅への移動や下車駅からの帰路に使える切符が付く。食事なしの場合は、利用区間の通常運賃と指定席券(大人千円、小学生以下500円)で乗車できる。  車内で提供予定の料理は、軽井沢発は沢屋(北佐久郡軽井沢町)が前菜、アトリエ・ド・フロマージュ(東御市)がメーン料理を担当。前菜は西洋ワサビであえた地鶏「真田丸」など6品。メーンは、ろくもんの名前の由来になった戦国武将真田氏の家紋「六文銭」をイメージし、角切りの信州牛やチーズの肉巻きなど六品だ。  長野発は小布施鈴花(すずはな)(上高井郡小布施町)が担当する懐石料理。二段の重箱に信州サーモンの西京焼きやフキノトウの白あえなどを詰め、佐久鯉(ごい)の白みそ仕立てや栗おこわを添える。  しなの鉄道の藤井武晴社長は「地域の食材がしっかり使われ、見た目もきれい」と話した。ろくもんは、同社の115系車両を県産木材で大幅に改造する。この日は千曲市の工場で改造工事の安全祈願もした。(長野県、信濃毎日新聞社)


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