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愛子の輝き、これからも 県内関係者、活躍たたえ今後に期待

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 26日に引退表明したフリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子選手(34)=北野建設=には、1998年長野冬季五輪の関係者やスキーファンからも長年の活躍をたたえる声が上がった。  上村選手がデビューした長野五輪。長野市飯綱高原スキー場のモーグル会場でコース作りをした市開発公社職員の徳永昭行さん(60)は、予選直前の上村選手を励まし、「頑張ります」と笑顔で応じてくれたことを思い出すという。  黙って意識を集中し、金メダルを取った里谷多英選手には話し掛けられなかったといい、「タイプの違いが印象深かった」。ソチ冬季五輪でもメダルに届かなかったが、「達成感を得て満足しているように見えた」といい、「持ち前の明るさで後輩の指導に当たってほしい」と話した。  ソチ冬季パラリンピック代表でアルペンスキー男子座位の夏目堅司選手(40)=北安曇郡白馬村=は、2004年に障害を負うまで白馬村の白馬八方尾根スキースクールでインストラクターとして活動。顔見知りの上村選手について「ずっと第一線で頑張っていた」とし、「これからも何らかの形で、冬のスポーツを盛り上げてほしい」と期待した。  この日、上村選手らが全日本選手権に向けて調整した白馬村のスキー場「Hakuba47」。滑りに訪れていた大阪市の公務員吉村健治さん(46)は、引退表明に「ショックです」。長野五輪の会場で上村選手の滑りを見たといい、「線が細くて大丈夫かなという印象だった。その後、地道に努力を重ね、世界に通じる選手になった」とたたえた。  神奈川県藤沢市の会社員藤本幸子さん(26)も、同スキー場で「スキー選手といえば上村選手を思い浮かべるほど。女性に冬季スポーツを普及させた功績もある」と語った。(長野県、信濃毎日新聞社)


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