J2第5節は30日、各地で11試合を行った。松本山雅FCは松本市アルウィンで湘南ベルマーレと対戦し、1―4で敗れた。松本山雅は今季初黒星。ホーム初勝利は第8節以降に持ち越しとなった。勝ち点10は変わらず、順位を2位から3位に下げた。逆に湘南は開幕5連勝で首位をキープした。 松本山雅は前節と同じ先発メンバーだったが、岩間をアンカーに置き、その前の喜山、岩上と中盤を構成する3―5―2の布陣で臨んだ。前半は高い位置からの守備が機能して主導権を握ったが、37分に大きな展開から右クロスを菊池に蹴り込まれて失点。後半15分にセットプレーの流れから田中の右クロスを飯田が頭で押し込んで追い付いたが、攻め込んで前掛かりになって守備のバランスが崩れ、20分に右クロスから大槻に頭で決められた。攻撃的な布陣に変えた終盤にカウンターなどでさらに2点を追加された。 第6節は4月5日に行い、松本山雅は札幌市の札幌ドームでコンサドーレ札幌と対戦する。(長野県、信濃毎日新聞社)
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