標高２６００メートルで「恋活」を　１９日に千畳敷で出会いの催し

　標高約２６００メートルの中央アルプス千畳敷で「恋活」を―。千畳敷へのロープウエーを運行する第三セクター中央アルプス観光（駒ケ根市）は１９日、初の「ミステリーパーティー」をホテル千畳敷で開く。独身男女がグループに分かれて謎を解くゲームや食事をして交流する。「千畳敷が二人の思い出の場所になれば」と参加を呼び掛けている。 　独身男女に出会いの場を提供すると同時に、千畳敷をＰＲする狙い。ゲームは、日本に新型ウイルスが流行し、千畳敷にあるとされるワクチンを男女が力を合わせて探し出す―との趣向で、クイズを解いたり、スマートフォンで伝えられる任務をこなしたりする。 　ロープウエーは通年運行しているが、冬から春の千畳敷は、夏や秋に比べて観光客は少ない。同社は１９日を皮切りに、一般の人がゲームや謎解きを有料で楽しめるようにすることも計画している。 　ミステリーパーティーは２０～４０歳代の独身男女対象で、各１８人の定員に達し次第締め切る。参加料は男性６８００円、女性３８００円（飲食代、バス、ロープウエー代含む）。午後３時にＪＲ飯田線駒ケ根駅前に集合し、同８時半ごろに同駅前で解散の予定。天候により中止する場合もある。問い合わせ、申し込みは同社（電話０２６５・８３・３１０７）へ。（長野県、信濃毎日新聞社）