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上田にホテル建設へ 市内で創業「ルートインジャパン」

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 上田市で創業したビジネスホテル全国チェーンのルートインジャパン(東京)が、上田駅に近い同市天神に新たなホテルの建設を計画していることが2日分かった。従来のビジネスホテルより客室の広さや調度品、食事などで高級感を打ち出した「ルートイングランド」の1号店となる。今夏に着工し、来年10月のオープンを目指す。また、上田市古里(こさと)にある長野本部を市内の別の場所に移す予定だ。  ルートイングループによると、ホテルは鉄骨造りの7階建て。敷地面積は約3300平方メートル、延べ床面積は5千平方メートル余。客室は207室で、100台分の駐車場を設けるという。予定地は、2009年に閉店した大型店「リヴィン上田店」の跡地。同グループは既に土地を取得している。県内での出店は09年の「ホテルルートイン駒ケ根インター」(駒ケ根市)以来25店目。  長野本部の建物は築約20年と古くなり、社員も増えて手狭になったため移転を計画。場所は未定としている。現在の建物はコールセンターにし、50人態勢で全国のホテルなどの予約を受け付ける。託児所も設け、女性社員が働きやすい環境を整える考えだ。  ルートイングループの永山勝利代表(70)は「ルートイングランドの展開で、新たな客層を確保したい」と話す。コールセンターを上田市内に置くことについては「出身地であり、創業の地である上田市に貢献したい」としている。  ルートインジャパンは、永山代表が1977(昭和52)年、上田市に設立した「永山興産」が前身。1日現在、グループ全体で9388人の従業員がおり、国内247店、海外1店のホテルを経営している。(長野県、信濃毎日新聞社)


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