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県境越え誘客、協議会発足 軽井沢町と群馬の富岡・安中両市

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 北佐久郡軽井沢町と群馬県の富岡、安中両市が県境を越えた広域の観光誘客を進める「富岡市・安中市・軽井沢町観光連携協議会」は2日、軽井沢町の中軽井沢図書館多目的ホールで設立総会を開き、発足した。3市町と各観光協会で構成。本年度の具体的な取り組みとして、3市町の広域観光マップの作成や、共同の観光キャンペーン、広域的な旅行商品づくりを進めることなどを決めた。  藤巻進・軽井沢町長、岡野光利・富岡市長、岡田義弘・安中市長、観光協会長らが出席。来年度まで2年間の会長に藤巻町長を選んだ。  3市町には、いずれも明治期に建設された重要文化財の旧三笠ホテル(軽井沢町)、富岡製糸場(富岡市)、めがね橋などの碓氷峠鉄道施設(安中市)がある。この日決めた本年度の事業計画の基本方針では、こうした観光資源を有効に結び回遊性を高めて、広域観光を推進する―とした。来春の北陸新幹線(長野経由)の金沢延伸に伴う関東や北陸地方からの誘客にも期待している。  今年6月にユネスコ世界遺産委員会が審査を予定する富岡製糸場の世界文化遺産登録にも期待。富岡市の岡野市長は「登録されると確信している。世界遺産の効果を一過性でなく持続的なものにするには、広域連携が重要になる」とあいさつ。藤巻町長は「2市1町の近代化遺産を結ぶことで、観光に厚みを持たせられる」と述べた。  協議会設置方針は昨年12月に3市町が共同で発表した。(長野県、信濃毎日新聞社)


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