県内で15日、狩猟が解禁された。各地の猟場には、県警や県の担当者ら計約800人が巡回。猟銃の安全使用や事故防止を訴えた。 長野市若穂綿内の千曲川河川敷では、長野地方猟友会若穂支部の6人が集合。日の出の狩猟解禁とともにキジとカモを狙い、「パァーン」と乾いた音を響かせた。同支部の竹内年二三(としふみ)さん(64)は「銃口の向きや着弾場所に気を付けたい」。一方、長野中央署員や県の担当者は「道を歩くときは銃にカバーを。弾を込めるのは射撃直前にして」などと呼び掛けていた。 県野生鳥獣対策室によると、ことし10月末現在の狩猟登録者数は、わなと猟銃合わせて延べ5513人(前年同期比68人減)。狩猟期間は来年2月15日までで、ニホンジカとイノシシ用のわな猟のみ同3月15日まで。(長野県、信濃毎日新聞社)
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