北安曇郡白馬村の八方尾根、白馬五竜、Hakuba47の3スキー場で17日、そろって一部ゲレンデがプレオープンした。積雪に恵まれたため、白馬村では昨年より9日早い天然雪でのシーズン開幕となった。 八方尾根では、標高1300メートル付近のパノラマゲレンデで積雪60センチほどになり、約800メートルが滑走可能に。この日を待ちかねて県内外から訪れたスキーヤー、スノーボーダーたちがゲレンデに繰り出し、初滑りを楽しんだ。 神戸市の女性(46)は、リフト会社から16日に送られた電子メールで開業を知り、県外の別のスキー場に行く予定を急きょ変更。「広大なコースやロケーションを考えればやっぱり白馬。初滑りを白馬で迎えられて今季は幸先がいいです」と笑顔を見せた。 八方尾根は18日でいったん営業を閉じ、本格オープンは23日からの予定。白馬五竜とHakuba47は天候を見て判断するという。(長野県、信濃毎日新聞社)
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