信濃毎日新聞社と信毎販売店会は18日、小学生対象の「第13回県こども新聞コンクール」と、「第6回中学生新聞スクラップ作品コンクール」の表彰式を長野市の信毎本社で開いた。優秀賞(こども新聞15点、スクラップ作品10点)に選ばれた小中学生や家族ら約100人が出席。受賞者が1人ずつ表彰状を受け取った。 応募作品数は両コンクールとも過去最多。こども新聞は昨年より563点多い1万2619点、スクラップ作品には311点多い1139点の応募があった。 審査員を務めた県教育委員会教学指導課の野村修治指導主事は、こども新聞について講評。全体を通じ「見出しや写真、絵を上手に使い、記事の順番も考えられていた」「いろいろな人に聞いたり、自分で確かめたりしている点も良かった」などと評価した。 絶滅危惧(きぐ)種のチョウ「ミヤマシジミ」について調べ、優秀賞を受けた上伊那郡辰野町辰野西小4年の大津堅悟(けんご)君(10)は「生き物調査をするグループで1年間調べてきたので、まとめることができた」と話していた。 こども新聞の入賞・入選作品計135点は、23~27日に長野市のながの東急百貨店で展示。スクラップ作品の優秀賞などは来年7月まで、県総合教育センター(塩尻市)や各地区教育会などで巡回展示する。(長野県、信濃毎日新聞社)
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