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ものづくり「電子回路組み立て」部門で松本工高3年生が優勝

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 第12回高校生ものづくりコンテスト全国大会(全国工業高校長協会主催)が18日までの2日間、北信越5県を会場に開かれ、松本市で行われた「電子回路組み立て」部門で松本工業高(松本市)3年の越野達也君(18)が優勝した。「地元開催でもあり、優勝を狙っていたのでうれしい」と喜んだ。  ポリテクセンター松本で開いた電子回路組み立てには、全国各地の予選を通過した10人が出場。2時間半の制限時間内に、基板を組み立ててプログラミングをし、LED(発光ダイオード)電球の明るさをタッチセンサーで調整できる装置を製作した。  越野君の全国大会出場は昨年に続き2回目。前回は入賞を逃し、「技術的に未熟で、出場が決まっただけで舞い上がっていた」。春ごろから準備を重ねてきた今回は「練習に比べて出来は良くなかった」としながらも、課題通りに動く作品を仕上げた。  小学生の時から図工が好きで、電子回路に興味を持ったことから同校に進学。電子工学部に所属し、マイコンカーを作るなどしてきた。卒業後は大手自動車メーカーへの就職が内定している越野君は「優勝したといっても、自分の腕はまだまだ。もっといろいろな技術を身に付けたい」と話した。  県内選手では他に、岡谷工業高(岡谷市)3年の平林正至(まさし)君(18)が「電気工事」部門で3位に入賞した。(長野県、信濃毎日新聞社)


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