松本市中心部の縄手通りで11日夜、初めてのファッションショー「なわコレ(なわてコレクション)」があった。市内のアパレル(衣料)店主などでつくる実行委員会が企画。通りで開くナイトバザールに合わせての開催で、華やかな姿の男女35人が通りを優雅に歩き観客を楽しませた。 レトロな雰囲気の通りと最新のファッションの融合をイメージし、「温故知新」をテーマに設定。モデルは県内の女性らが務めた。音楽に合わせて登場し、通りの中心約20メートルの花道を往復。ちょうちんを手にしたモデルもいて、花道の脇を埋めた観客から「かわいい」と声が上がっていた。 ショーを見た市内女性(24)は「観客とモデルの距離が近くて楽しめた」。実行委員長の田中康司さん(38)は「ファッション業界で集まって街でイベントを開くことはあまりなかったので、良い機会になった。今後も何ができるか模索したい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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