諏訪大社が年末から頒布する来年のオリジナル絵馬のデザインが完成した。開運絵馬と扇絵馬の2種類。来年のえと「巳(み)」の白蛇を中心に、だるまや諏訪地方名産の寒天、氷餅などが描かれている。 大社によると、2006年の戌(いぬ)年からオリジナル絵馬を作り始め、今回が8作目。長野市の挿絵画家、平林いずみさんが全てのデザインを手掛けている。開運絵馬の大きさは縦8センチ、横12センチ。白蛇が口にくわえた筆でだるまの目を入れている図柄だ。縦15センチ、横25センチの扇絵馬は、金運を意味する蛇の周りに小判が置かれ、背景には神紋の梶(かじ)の葉を大きく描いた。 大社は「幸多き新年でありますよう、多くの人に受けていただきたい」としている。 開運絵馬は500円、扇絵馬は2千円。諏訪市の上社本宮、茅野市の上社前宮、諏訪郡下諏訪町の下社春宮、秋宮で12月下旬から頒布予定。問い合わせは秋宮社務所(電話0266・27・8035)へ。(長野県、信濃毎日新聞社)
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