県は21日、上伊那郡内の小学校1校でインフルエンザとみられる症状の集団発生があったと発表した。県内の集団発生は今シーズン初めて。この小学校は同日から24日まで、5年生1クラスを学級閉鎖する。 県伊那保健所によると、同クラス28人のうち11人が発熱やのどの痛み、せきなどの症状を訴えて欠席。新型かどうかは不明で、検査するため21日に検体を採取した。 県健康長寿課によると、新型ウイルスのH1N1型が流行した2009~10年シーズンを除く過去5年では、昨シーズンに次いで早い集団発生。同課は「これから感染しやすい時期になる。予防接種を受けたり、帰宅時にうがいや手洗いをしたりして対策に努めてほしい」と呼び掛けている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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