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仁王像「寺の町」に里帰り 飯山・新幹線駅近くで公開

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 100年前の善光寺(長野市)の御開帳で参拝客を迎えた仁王像2体を安置する仁王門が21日、飯山市の北陸新幹線飯山駅予定地近くに完成し、同日から仁王像の一般公開が始まった。同市の伝統的工芸品、飯山仏壇の職人が作ったとされる仁王像で、飯山市は新幹線開業を控え、新たな市の玄関口の名所にしていく考えだ。  仁王門は木造平屋で、高さ約8・4メートル。同市が新幹線駅の約300メートル北に建設した。内部に安置した仁王像はともに高さ約4メートル。  飯山市教委によると、1912(明治45)年の善光寺御開帳を前に、善光寺が像の制作を飯山仏壇職人に依頼。飯山市内で制作された2体は善光寺の参道に据え付けられたが、2年後に撤去、解体され、36年以降は長野市信更町の真竜寺が保管していた。  飯山市が2010年に同寺から譲り受け、飯山仏壇職人らがシロアリ被害を受けた足などを修復した。門建設費と像修復費は計2600万円。(長野県、信濃毎日新聞社)


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