諏訪地方の屋外スケートリンクが23日、相次いで今季の営業を始めた。岡谷市内山の「やまびこ国際スケートセンター」では、あいにくの雨で開場が夕方にずれ込んだものの、待ちわびた地元の小中学生らが1周400メートルのリンクに飛び出し、氷の感触を楽しんだ。 日が傾き始めた午後4時すぎに開場。初日のこの日は無料で開放された。親子連れが足元を確かめるように慎重に滑る一方、諏訪地方などのスケートクラブの子どもたちは、早速、激しい練習に励んでいた。 昨年スケートを始めたという日室佑輔君(6)=岡谷市山下町=は、何度も転びながら、父親の手を借りて滑りを満喫。「すいすい進むのが楽しい。ことしはもっと上手になる」と笑顔で話した。 茅野市玉川の市運動公園国際スケートセンターもこの日、営業を開始。両施設とも来年2月17日まで原則無休で営業する。(長野県、信濃毎日新聞社)
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