佐久市観光協会は1日、タレントのビートたけしさんに絵を依頼した熱気球「たけしバルーン」をJR佐久平駅南の駐車場で初披露した。高さ約20メートルの実物を膨らます予定だったが、強風のため、20分の1の模型を発表した。 熱気球は毎年5月の佐久バルーンフェスティバルのPR用。別の催しで市職員が、たけしさんの弟子のダンカンさんと知り合い、ダンカンさんを通じてデザインを依頼した。福助とえびすの絵に「佐久!今日も晴天」などの言葉が入れてある。 この日はダンカンさんが会場を訪れ、「めでたい気球が飛ぶ佐久の空に願を掛ければかなう」とのたけしさんの伝言を発表。「(たけしさんが)佐久市を『たけ市』に変えてくれないかと言っていた」と話し、会場を沸かせた。 佐久青年会議所や市などの実行委は1日から来年1月末まで、同駅南の市ミレニアムパークに約20万個の発光ダイオード(LED)を飾るイベントを開催。たけしバルーンは12月15日、来年1月12、26日の午後5時から揚げ、希望者に有料で上空からイルミネーションを楽しんでもらう。(長野県、信濃毎日新聞社)
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