江戸時代の着物姿で旧中山道を練り歩く「時代行列」が14日、小県郡長和町和田であった。地元の実行委員会が16日まで開いている第28回「ふる里和田宿宿場まつり」の行事。地元の約80人が旅人、武士、花売りなどの格好で観光客らを楽しませた。 皇女和宮(かずのみや)が14代将軍徳川家茂(いえもち)に嫁ぐ際、旧中山道の和田宿に滞在した。その歴史にちなみ、当時の様子を再現しようと企画して4回目。 行列の先頭を行く「花嫁道中」で花嫁役になった地元の会社員小林紫(ゆかり)さん(29)は「衣装は重くて苦しくて、昔の人は大変だと思った。でもこんな体験ができてラッキーです」。(長野県、信濃毎日新聞社)
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