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「身近な生きもの」報告書に 千曲の小学生422人が調査参加

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 千曲市は、子どもの環境教育を目的に実施している「身近な生きもの調査」のことしの結果を報告書にまとめた。市環境課が指定した昆虫や植物など計20種類の市内での分布状況を、児童が調査。市内の9小学校の5年生に呼び掛けたところ、422人が参加した。昨年の調査同様、スズメの報告件数が最多だった。  調査対象はスズメやツバメなどの鳥類、オニヤンマやカブトムシなどの昆虫類、ツユクサなどの植物。市内を1キロ四方ごと計146区域に区切った専用の地図と照らし合わせ、見つけた場所を調査票に記入する。児童が夏休みを利用して調査。市が回収して報告書にまとめ、市のホームページで公開している。  報告書によると、全報告件数は3160件で、最多のスズメは539件、69区域で確認された。市街地や住宅地が多かった。以下、ニホンアマガエル396件、アブラゼミ292件の順。報告が途絶えた生物はなかった。  児童の感想文も掲載。「いろいろな生物がいることが分かった」「生き物を身近に感じることができてよかった」などの声が寄せられた。千曲市環境課は「子どもたちが自然環境に目を向ける機会になっている」とし、来年も引き続き実施したいとしている。(長野県、信濃毎日新聞社)


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