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首都圏に下諏訪の魅力発信へ 工房店主ら東京・吉祥寺で作品展

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 諏訪郡下諏訪町の御田町(みたまち)商店街を拠点に、地域活性化に取り組むNPO法人「匠(たくみ)の町しもすわあきないプロジェクト」と下諏訪商工会議所は、14日から11日間、商店街や町を宣伝する催しを東京都武蔵野市の吉祥寺で開く。「御田町スタイル2012showcase(ショーケース)」と銘打ち、商店街の内外に工房を持つ若手9人が革製品、腕時計、ステンドグラスなどの作品を展示。ものづくりの精神が根付いた街の魅力を首都圏に発信する。  東京での催しは昨年12月に続く試み。前回は台東区上野の商業施設に10人で出店、9日間で約2300人が来場した。ことしは「ものづくりへの関心が高い人たちが集まる所」と考え、芸術家が多いとされる吉祥寺を選んだ。  会場は「NeuroCafe(ニューロ・カフェ)」というレンタルスペース。ビル内の広さ56平方メートルの1室に、職人たちが自作を並べる。  補助金の関係で商品は直接販売せず、予約注文などを受け付ける。作品の紹介だけでなく、下諏訪町まで足を運んでくれるファンの獲得が狙い。会場には各工房を紹介するパネルや商店街の写真、観光パンフレットなども置く。  同法人が空き店舗の目立つ商店街に若手職人を呼び込む活動を始めて10年目。御田町スタイルの運営を担当するデザイナーの北原千恵さん(35)は「工房や商店街、地域の魅力を積極的にアピールし、会場に来た人が下諏訪町を訪ねてみたいと思うイベントにしたい」と話している。問い合わせは同プロジェクト(電話0266・27・9033)。(長野県、信濃毎日新聞社)


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