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19号鳥居トンネル緊急点検 飯田国道事務所が開始

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 国土交通省飯田国道事務所は4日、中央道笹子トンネルの天井板崩落事故を受け、天井板つり下げ式の国道19号鳥居トンネル(塩尻市―木曽郡木祖村)の緊急点検を始めた。この日は、作業員4人が天井板のつり金具やボルトなどをハンマーでたたき、ボルトに緩みがないかなどを調べた。5日は午前9時から午後5時まで片側交互通行にして、道路上から検査をする。  同トンネルの天井板は幅60センチ、長さは238センチ、厚さ10センチのコンクリート製。天井から180センチ間隔でつり下げた2列の金具で天井板を支えており、長さ1738メートルに天井板約8700枚がある。  同トンネルは1978(昭和53)年開通。最近では2009年度に天井板110枚を交換しており、10年度の点検では緊急に対策が必要となる異常はなかったという。ことし11月下旬にも点検し、結果をまとめているところだったとしている。同事務所の唐沢良治副所長は「5年に1度が点検の目安だが、老朽化のため02年度から2年おきに点検している。今回はつり金具の固定具合を重点的に検査した」と話している。(長野県、信濃毎日新聞社)


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