諏訪郡下諏訪町の下諏訪観光協会と下諏訪温泉旅館組合は5日、町指定文化財「万治の石仏」と、同町郊外の八島ケ原湿原にすむシュレーゲルアオガエルを基に考案した観光PRキャラクターの名前を「万治くん」と「やしまる」に決めた。名前の決定を受け、青木悟町長が特別住民票を発行。町役場で2体の着ぐるみに手渡した。 キャラクターは、デザインを諏訪地方で募集し、8月に決定。11月3~25日に名前を公募し、町内外から石仏に67件、カエルに65件の応募があった。この日、同協会と同組合の役員ら9人の選考委員が審査。「万治くん」を考えた今井尚人さん(下諏訪町)ら3人と、八島ケ原湿原に掛けて「やしまる」を考えた小口佐智子さん(同)には、同協会から記念品が贈られる。 特別住民票には名前のほか、誕生日や住所、好物なども記されている。観光協会長も務める青木町長は「かわいい名前を付けていただいたキャラクターたちには、どんどん活躍して町をPRしてもらいたい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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