飯田市は7日、同市座光寺の市地域子育て支援拠点施設「座光寺つどいの広場」で3日に開かれたクリスマス会の参加者60人(子ども37人、大人23人)と運営に当たった市職員1人が体調を崩したと発表した。県飯田保健福祉事務所が原因を分析中だが、下痢や嘔吐(おうと)の症状があり、ノロウイルス感染の可能性もあるとみている。 市子育て支援課によると、クリスマス会には保育園などの未入園児72人と親62人が参加した。7日昼までに連絡が取れた132人のうち、体調を崩したのは市内の52人と下伊那郡内3町村の8人。他に参加者の同居家族計6人も体調を崩した。入院した人はいない。 クリスマス会では、地元ボランティアが施設内で調理した豚汁、リンゴや柿を提供。5日、参加者に下痢などの症状が出た人がいると分かり、同課が参加者に確認した。市は6日から同施設の利用を見合わせている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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