チアリーディングとダンスの地区大会「ＵＳＡリージョナルス２０１３」が９日、県内で初めて東御市鞍掛の東御中央公園第１体育館で開かれた。長野市、上田市と新潟県内の計２３チームが出場。小学生から高校生までの約３４０人が全国大会を目指して熱戦を繰り広げた。
組み体操のように人を持ち上げる「スタンツ」と、バック転や側転といった床運動「タンブリング」を織り交ぜたチアリーディング、「ポンポン」と呼ばれるカラフルな小道具を両手に持って曲に合わせて踊るソングリーディングポンの２部門で競った。
２部門とも演技時間は２分～２分３０秒の範囲内。１チーム５～２０人ほどが縦１２メートル、横１５メートルの区域で元気な掛け声を発しながら笑顔で演技した。長野市内のチームで参加し、リーディングポン部門で全国大会出場を決めた同市の松代高校１年笠原未来（みく）さん（１６）は「緊張したけれど、日頃の練習成果を出せた」と喜んだ。
審査員は技の難易度、安全性、同調性などを判定。２部門で基準点に達した計１０チーム（長野市５、上田市２、新潟県上越市３）が来年３月に千葉市で開かれる全国大会に出場する。
大会はチアとダンスの普及教育団体ＵＳＡジャパン（東京）が主催し、１７年目。県内でも参加者が増えてきたため、昨年までは東京をはじめ全国１０カ所で行っていた地区大会に長野大会が加わった。全国大会で、４月に米国フロリダ州で開かれる国際大会出場チームが選ばれる。（長野県、信濃毎日新聞社）
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チアとダンスの地区大会、県内初開催 ３４０人熱演
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