県営松本空港(松本市)で12日、九州地方や沖縄県の物産展が始まった。松本市と文化・観光交流協定を結んでいる鹿児島市を紹介する写真・ポスター展も開催。空港関係者は「寒い冬は空路で温暖な九州へ」とPRしている。 物産展は第三セクターの松本空港ターミナルビルが主催。鹿児島県産の小魚キビナゴや熊本県天草のタイの一夜干しなど魚介類が並ぶ。他にも福岡名産のめんたいこなど、14店舗が自慢の品を並べる。旅行チラシもある。 松本市が主催する写真・ポスター展では、鹿児島市で開かれた公募写真展の出品作約30点と観光ポスター約10種類が張り出されている。 同空港で就航するフジドリームエアラインズ(FDA)は、現行1日1往復の福岡線の2往復化を視野に入れる。Jリーグ2部の松本山雅FCが来年2月に鹿児島市でキャンプをするなど、観光関係者の間では九州との交流拡大に期待が高まる。ターミナルビル担当者は物産展を「冬の利用率アップにつなげたい」とする。16日までの午前9時~午後5時。写真・ポスター展は18日まで。(長野県、信濃毎日新聞社)
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