北安曇郡白馬村神城のペンションの乾燥室からスノーボードウエアなどを盗みだし、すぐ近くのスキー場で使っていた男2人が24日に持ち主に見つかり、25日未明に建造物侵入と盗みの疑いで大町署に逮捕された。2人は、ともに20歳で千葉県市川市の無職と会社員。 逮捕容疑は、共謀して23日午後5時ごろから24日午前10時ごろまでの間、同村の白馬五竜スキー場近くにあるペンション乾燥室に侵入し、干してあったウエアなど6点(時価計4万7千円相当)を盗んだ疑い。 ペンションの宿泊客3人が24日に自分のウエアやゴーグルなどがなくなっていることに気付き、同スキー場で盗まれたものを身に着けて滑る男らを発見。問い詰めたところ、2人は犯行を認めたという。 このペンションの経営者は、ウエアは女性向けのデザインで見つけやすかったようだとし、「まさか本当に盗んだスキー場で滑っているとは…」とあきれていた。 同署によると、2人は24日に日帰りの予定で同スキー場を訪れ、スノーボードはレンタルした。同署は、ウエアなどは当初から現地で盗むつもりだったとみて調べている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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