サンタクロースがやって来た―。クリスマスイブの24日夜、上田市常田の認定こども園「キッズ・うえだみなみ」の玄関に、長靴形の袋に入った縫いぐるみ8体が届けられた。防犯カメラの映像によると、届けたのはサンタクロースの格好をした人物。同園の子どもたちは「サンタが来た」と大喜びしている。 同園は6階建てビルの2階にあり、1階に専用の玄関がある。同日午後7時45分ごろ、物音に気付いた女性保育士(23)らが防犯カメラのモニターを見ると、玄関の自動ドアの内側に長さ1メートルほどの袋を置くサンタクロースの姿が。怪しんでいた保育士らが1時間ほどたってから中身を確かめると、アニメなどのキャラクターの縫いぐるみが入っていたという。 贈り主やメッセージが書かれた手紙などはなかった。同園は隣の乳児院と一緒に受け取ることにしたといい、中沢幸子園長(43)は「思いがけないプレゼントに大変驚いている。大切に使わせていただきます」と感謝していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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