岡工、初戦突破ならず　全国高校ラグビー

　第９２回全国高校ラグビー大会は２７日、東大阪市の花園ラグビー場で開幕して１回戦８試合を行い、県代表で２年ぶり２５回目出場の岡谷工は尾道（広島）に７―３１で敗れ、県勢の３年連続初戦突破はならなかった。立ち上がりから劣勢で失点を重ねた岡谷工は、後半ロスタイムに唯一のトライを奪った。 　遠軽（北北海道）は坂出工（香川）に７０―７で快勝して４１大会ぶりに初戦を突破。国学院栃木は土佐塾（高知）に９３―０で大勝した。高鍋（宮崎）は朝明（三重）に２２―１９で逆転勝ち。コザ（沖縄）は３５―２１で関商工（岐阜）を破った。日川（山梨）長崎南山、荒尾（熊本）も２回戦進出を決めた。 　試合に先立つ開会式では常翔学園（大阪第１）の山田有樹主将が「今この瞬間を大切にし、仲間と心を一つにし、ノーサイドの笛が鳴り響くまで正々堂々と全力でプレーすることを誓います」と宣誓した。 　２８日は１回戦の残り１１試合を実施。東福岡などシード校は３０日の２回戦から登場し、決勝は来年１月７日に行われる。（長野県、信濃毎日新聞社）