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諏訪大社上社本宮 重文6棟の屋根、年明けから改修

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 諏訪市中洲神宮寺の諏訪大社上社本宮は来年1月16日から、幣殿(へいでん)など国重要文化財6棟の屋根改修工事に取り掛かる。銅板ぶきの屋根が老朽化したためで、2014年12月の完成を予定している。  対象は幣殿、拝殿、左右の片拝殿、脇片拝殿、四脚(しきゃく)門。諏訪大社が数年前から文化庁に申請し、今月3日に認可が下りた。工事の設計監理は文化財建造物保存技術協会(東京)が担当する。  諏訪大社によると、最古の四脚門は1608(慶長13)年に、江戸幕府の初代将軍徳川家康が造営寄進した。上社本宮の現在の社殿は、立川流2代目の立川和四郎富昌が8年かけて造り、1838(天保9)年に落成した。  諏訪大社は下諏訪町の下社春宮と秋宮で、国重要文化財7棟の屋根改修工事を2008年から昨年12月にかけて実施。秋宮の神楽殿は1835年の建立当時と同じ「こけらぶき」に、他の6棟は「檜皮(ひわだ)ぶき」に修復した。(長野県、信濃毎日新聞社)


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