県や市町村、観光事業者などでつくる信州キャンペーン実行委員会は、3~6月に展開する春の誘客キャンペーンの特別企画として、観光客に県内の菓子店を巡ってもらう「信州・春のスイーツスタンプラリー(仮称)」を実施する。信州や春にちなんだ菓子を販売する100~200店を募り、台紙付きの冊子で紹介。観光スポットを訪れるだけでなく、観光客に街中を歩いて買い物や食事を楽しんでもらう狙いだ。 春の誘客キャンペーンは、女性を主なターゲットに据え、サクラやツツジなど県内の花の名所を売り込む計画。これに合わせ、スタンプラリーも女性に人気の菓子を取り上げることにした。 対象商品は1店舗につき1品。信州産の原料を使った菓子のほか、花をイメージするなど春にちなんだ商品、地域ならではの商品を対象とする。実行委は店と商品を紹介する台紙付きの冊子を観光案内所や主要駅などに置き、キャンペーンのホームページでも発信する。参加は無料。 参加店には専用スタンプを配り、対象商品を含め500円以上を買った客に押す。一定以上集めて応募すると、抽選で県の観光PRキャラクター「アルクマ」のグッズや特産品がもらえる仕組みだ。 参加希望店は21日正午までに実行委事務局の県観光振興課にメールかファクスで申し込む。同課は「春の魅力を感じさせる季節感ある商品を多く紹介したい」としている。問い合わせは同課(電話026・235・7254)へ。(長野県、信濃毎日新聞社)
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