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充実の長野 入賞に照準 都道府県対抗女子駅伝 13日に号砲

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 第31回全国都道府県対抗女子駅伝は13日、京都市西京極陸上競技場を発着する9区間42・195キロで競う。長野は昨年12月の全国高校駅伝10位の長野東高、全国中学駅伝5位の川中島中の選手を中心に、全日本実業団対抗女子駅伝を制したユニバーサルエンターテインメントの中村(柳町中―新潟第一高―城西国際大出)が「ふるさと選手」として初出場する布陣。前回の19位から4年ぶり2度目の入賞に照準を定める。  中村は全日本実業団の2区(3・9キロ)で区間新をマークして区間賞。今大会は本人の希望で2区を走る。玉城良二監督(長野東高教)は「全日本の優勝メンバーから学ぶ事はたくさんあると思う」と、若いチームの刺激になることを期待する。  同じく「ふるさと選手」で前回まで4年連続で2区を走った箱山(ワコール・丸子修学館高出)を最長9区に配置。箱山は昨年12月の山陽女子ロードのハーフマラソンで6位になるなど長い距離に対応できる力をつけている。  1区は5000メートルの県記録を持つ湯沢(長野東高)が志願した。同じコースを走った全国高校駅伝は区間15位。「試走と実際に走った時の感じが違っていた」と力を発揮しきれなかった。スタート直後、転倒に巻き込まれる不運もあり、社会人や大学生も一緒の区間で高校駅伝の雪辱を期す。  玉城監督がポイントに挙げるのは、上りになる4、5区。ここで流れに乗って入賞の射程圏内に入れるかが鍵。4区に予定される真柳(長野東高)は「高校駅伝の時よりも少しいい感じになっている。社会人が相手なので失うものはない」と積極的な走りを目指す。  「入賞した時と比べ、遜色ない戦力になってきた」と玉城監督。8位になった4年前は2時間19分28秒の県最高記録だったが、今回は「2時間19分を切らないと入賞は見えてこない」と、一段高いレベルに挑戦する。  優勝争いは、ロンドン五輪1万メートル9位の新谷仁美(ユニバーサルエンターテインメント)がいる千葉、吉川美香(パナソニック)ら実業団選手が充実する神奈川が中心になりそう。同五輪マラソン代表の木崎良子(ダイハツ)を擁して2連覇を狙う大阪も力がある。(長野県、信濃毎日新聞社)


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