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プロが指揮 迫力の音色 柳沢寿男さん、豊科高吹奏楽部と共演

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 バルカン半島のバルカン室内管弦楽団音楽監督で、指揮者の柳沢寿男(としお)さん(40)=諏訪郡下諏訪町出身=が14日、安曇野市の豊科高校の文化祭「豊高祭」で同校吹奏楽部を指揮した。会場の体育館には生徒や保護者ら約300人が集まり、力強い演奏に耳を傾けた。  10月に松本市で同管弦楽団のコンサート(県文化振興事業団、信濃毎日新聞社など主催)が開かれるのを前に、松本平で音楽活動がしたいと柳沢さんが希望し、同校との共演が実現した。7月に入って計3日間の合同練習を重ね、「初めは気楽な気持ちもあったが、生徒たちの熱心さに感動し、心に届く演奏をしようとお互いに言い合って信頼関係を築いてきた」と柳沢さん。  この日は、レスピーギ作曲の「ローマの祭り」から「チルチェンセス」と「主顕祭」を演奏。柳沢さんは約60人の吹奏楽部員を前に力強くタクトを振り、情感豊かで迫力のある音を引き出した。柳沢さんは「若い人たちが一丸となって一つのことに打ち込むパワーを感じた。自分も学ぶことが多く、非常に良い経験になった」と話した。  吹奏楽部部長で3年生の平林瑞絵さん(18)は「柳沢さんの指導は熱心で分かりやすかった。教わった表現の仕方などを今後のコンクールにも生かしていきたい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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