10月に県内で開く第50回技能五輪全国大会と、第33回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)の推進協議会は7日、開幕まで1カ月余に迫った両大会をPRしようと、長野市のJR長野駅コンコースで出場選手たちの練習を公開するイベントを開いた。若手技術者たちが熱心に取り組む姿に、通り掛かりの人が足を止めて見入っていた。 両大会の計5職種・種目に出場する計9人が、電子回路を組み立てたり、マネキンを使ってヘアスタイルを整えたりする練習を披露。配線技術を競う技能五輪の「情報ネットワーク施工」に出場する東日本システム建設(長野市)の江口伸之介さん(20)=長野市南長池=は「本番に向けて度胸が付きます」。 技能五輪の「美容」職種に初出場するシガ美容室(長野市)の宮坂正浩さん(22)=長野市三輪=は「地元開催なので大勢の人に見学に来てもらい、ほどよい緊張感の中でベストを尽くしたい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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