任期満了に伴う4月7日告示、14日投開票の佐久市長選で、新人で国際協力機構(JICA)東京国際センター所長の花里信彦氏(53)=無所属、志賀=が立候補の意思を固めたことが13日、分かった。花里氏は信濃毎日新聞の取材に「恵まれた自然環境などを生かし、子どもたちが誇りを持って住むことができ、首都圏の人が来たいと思うまちをつくる」と説明。近く記者会見を開き、正式表明する。 花里氏は同市出身で、英国リーズ大大学院修了。市内の土木会社などに勤務後、青年海外協力隊に参加。1995年にJICA職員になり、外務省経済協力局出向、名古屋大大学院特任教授などを経て、2010年から1年半、JICAアフガニスタン事務所長を務めた。 同市長選では、現職の柳田清二氏(43)=無所属、野沢=が再選を目指して昨年11月に立候補を表明。他にも出馬を模索する動きがある。(長野県、信濃毎日新聞社)
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