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生坂村の水道料金2500円引き下げ 値下げ後も県内最高水準

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 水道料金が月額7千円(標準的な家庭の使用量に当たる20立方メートル)と、昨年4月1日時点で県内で最も高かった東筑摩郡生坂村南部の一部地区で、2013年度から料金が同4500円に引き下げられる見通しになった。村上下水道運営委員会が15日、村内に2種ある料金体系を統一する料金改定案をまとめた。2月に予定する村議会臨時会で村営水道条例改正案が可決されれば運用を始める。  県内では、昨年4月1日時点で北安曇郡池田町が月額4560円で生坂村に次いで高かった。同町も13年度から同4280円に下げるものの、生坂村が値下げ後も県内最高水準であるのは変わらない。  村内に水源がない生坂村では、安曇野市と大町市から水道水を購入している。月額7千円だったのは安曇野市明科地域からの給水地域(対象住民1693人)で、10立方メートルまでの基本料金が同2千円、超過料金が1立方メートル当たり500円だった。案では、基本料金を2千円に、超過分を1立方メートルごと250円にする。  村にはこのほか、大町市八坂からの給水地域(同130人)があり、20立方メートル当たりの月額料金は4300円のため、この地域は値上がりとなる。  料金改定に伴い、料金収入は年額で1500万円余減る見通し。来年度村簡易水道特別会計当初予算は、一般会計からの繰り入れを増やすなどして対応する方針だ。(長野県、信濃毎日新聞社)


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