第18回全国都道府県対抗男子駅伝は20日、広島市平和記念公園前を午後0時半にスタートする7区間48キロで競う。19日は監督会議で各チームのオーダーが発表され、広島国際会議場で開会式が行われた。 前回15位の長野は6年ぶりに実業団選手が不在となる戦い。一般登録の大学生3人のうち、3区に代田(中大・佐久長聖高出)、最終7区に箱根駅伝優勝メンバーの矢野(日体大・佐久長聖高出)を起用する。この日の練習を見て最終判断した山田良徳監督は「かなり迷った」と話す。箱根駅伝で6区を走った代田は「疲れはない。中継の順位を絶対に落としたくない」と意気込んだ。 1区は2年連続で高森(佐久長聖高)に託す。高森は「昨年よりも成長した姿を見せたい」と話し、トップから34秒遅れた前回の雪辱を誓った。山田監督は「2区の関の調子がいいので、1区がトップと10秒差ぐらいなら2区で先頭に争いに加わって流れに乗っていける」と1区の出来をポイントに挙げた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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