大学入試センター試験2日目の20日、県内4会場で理科の試験中に問題の訂正内容を間違えて板書するなどのミスがあった。 信大入試課によると、同大松本キャンパスの5試験室、教育学部(長野市)の3試験室、農学部(上伊那郡南箕輪村)の1試験室で、監督者が問題訂正と補足説明を板書する際、「全個体」を「全個数」とするなど書き間違えた。いずれも気付いて修正したが、試験時間を10秒~5分延長して対応した。 また、松本キャンパスの計14試験室では板書した後、受験生に確認するよう告げたが、本来必要のない注意喚起だったとし、試験時間を1分延長。同キャンパスの別の1試験室では、試験終了10分前の告知を誤って20分前に行い、試験時間を1分延長した。 一方、県看護大(駒ケ根市)では、1科目終了後に解答用紙の名前や受験番号を確認するよう監督者が説明している最中に、補助者が解答用紙の回収を始めるミスがあった。受験生が十分確認できなかった可能性があるとして、2科目目の終了後に1科目目の解答用紙を配り直し、あらためて確認させた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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