黒部ダム完成50周年を祝って大町市中心商店街で5月25日に開かれる「くろよんまつり」について、市や関西電力、市内の観光関連団体などでつくる記念事業実行委員会は22日、東京ディズニーリゾートのスペシャルパレードを中心商店街で行うと発表した。公募していた黒部ダムのマスコット名も決まり、今後、祝祭行事が本格的に動きだす。 パレードは同リゾート開園30周年で全国を巡るツアーの一環。実行委によると県内では大町だけといい、ミッキー、ミニーなどの人気キャラクターとダンサーらに加え、一般公募のダンスチームとマーチングバンドが中心商店街約1・5キロを練り歩く。午後2時15分ごろスタートの予定。これに合わせて市内の子どもらによる鼓笛隊や、ダンス、伝統芸能などのグループが盛り上げる構想という。 50周年記念事業のメーンイベントにディズニーを招く計画について、実行委会長の牛越徹市長は「水力発電をはじめとした自然エネルギーのふるさととして、将来を担う子どもたちにも関心を持ってもらいたい」と説明。自然エネルギー学習の拠点として黒部ダムへの学習旅行の誘致活動にも本腰を入れるという。 実行委は同日、黒部ダムのマスコット名を公募千点余の中から「くろにょん」に決定したことも発表した。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧