11月10日任期満了の長野市長選で、同市の政治団体「信州・生活者ネットワークながの」のメンバーらが31日、県庁で記者会見し、政策研究グループ「NAGANO未来工房」を2月1日に設立すると発表した=写真。2日に市内で研究会を開き、活動を開始。市政の将来像を話し合い、市長選に向けた政策提言につなげる一方、候補擁立も検討するとしている。 約20人が参加。共同代表はいずれも市内在住で、信州・生活者ネットワークながの代表の山岸綾子氏(43)、主婦依田和子氏(63)、自営業杉田威志氏(32)の3人が務める。2009年10月の前回市長選で敗れた元外資系ホテル日本支社長の高野登氏(59)と、同日実施の市議補選で落選した若狭清史氏(32)がアドバイザーで参加する。 山岸氏は会見で現市政に対し「声が大きい市民だけを見ているのではないか」と指摘。候補擁立については「現段階は白紙。市民と一緒に(政策を)考えることができる人を見つけたい」と述べた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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