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県人口1万人余減212万9313人 売木村、増加率トップ

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 1月1日現在の県人口は212万9313人で、昨年同期に比べ1万1895人減少したことが31日、毎月人口異動調査に基づく県の推計で分かった。前年比減は2002年以来11年連続。一方、人口が県内市町村で2番目に少ない652人の下伊那郡売木村は昨年1年間で15人増え、増加率が2・35%と県内市町村で最も高かった。  同村は一昨年17人減ったが、昨年は山村留学で県外から5人の中学生が移り住んだほか、都市部から1~3年程度移住する総務省事業「地域おこし協力隊」の3人を含む8世帯が移住するなどした。清水秀樹村長は「名古屋市や浜松市などと結ぶ道路事情も良くなり、自然豊かな村で暮らしてみたいと考える人も増えたのでは」とみている。  他に人口が増えたのは塩尻市、北佐久郡軽井沢町、御代田町、上伊那郡南箕輪村、東筑摩郡山形村。増加数最多は軽井沢町の125人(人口1万9383人)。減少数最多は長野市の888人(同37万9923人)、減少率の最高は、人口が県内最少(537人)の下伊那郡平谷村のマイナス4・45%。  県内全体で、死亡が出生を上回る自然減は7685人で、04年以来9年連続。死亡数は平成に入った1989年以降最多の2万4572人、出生数は89年以来最少の1万6887人だった。県内への転入を転出が上回る社会減は1249人で01年以来12年連続。転入3万5240人、転出は3万6489人だった。  市町村の判断などで住民登録を記載・削除するなどの「その他」が2961人減。昨年の改正住民基本台帳法施行に伴う外国人登録廃止で外国人も日本人と同じ住民登録に移行し、市町村が居住実態を確認できない人を台帳から削除したためとみられる。(長野県、信濃毎日新聞社)


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