磨きをかけたものづくりの技、いざ披露―。県内を主会場に初めて開く第50回技能五輪全国大会(10月26~29日)と、第33回全国障害者技能競技大会(アビリンピック、10月20~22日)出場選手の結団式が11日、長野市のホテルであった。県選手団は技能五輪が121人、アビリンピックが23人と、ともに過去最多。選手たちは、あと1カ月余に迫った本番での活躍を誓った。 式には両選手団の計136人が出席。阿部守一知事が「会場には一つの目標に向かう皆さんの気力が充満している。これまでやってきたことを誇りに本番に臨んでほしい」と激励。技能五輪選手団主将で造園職種に出場する永塚未貴さん(23)=飯田市=と、アビリンピック選手団主将で電子回路接続種目に出場する向山雅士さん(33)=伊那市=に県旗を授与した。 選手を代表し、永塚さんが「主催県として、他県の選手団を歓迎するとともに迎え撃つつもりで臨む」。向山さんは「これまで技能に磨きをかけてきた。指導してくれた人のためにも頑張る」と決意を述べた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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