全校430人の写真でモザイクアート 坂城高校生徒会
埴科郡坂城町の坂城高校が、全校生徒約430人の写真を使ったモザイクアートを制作した。生徒会が、今月行われた文化祭「葛尾(かつらお)祭」に合わせて作り、校内に展示。学校の雰囲気を知ってもらおうと、10月の中学生の体験入学の際に再び飾る予定だ。...
View Article県内景気予測調査 7~9月は景況感悪化
財務省長野財務事務所(長野市)が11日まとめた7~9月期の法人企業景気予測調査によると、自社の景況感が前期(4~6月)に比べ「上昇」と答えた企業の割合から「下降」とした割合を引いた景況判断指数は全産業でマイナス13・8となった。マイナス幅は前期比6・1ポイント拡大し、2期ぶりに悪化。ただ、国内需要には底堅さがあるとし、10~12月期の見通しは全産業でマイナス2・7と改善を見込んでいる。...
View Article古民家で楽しむ組み木おもちゃ 中野の元教諭、15日に展示館開館
中野市笠原の元中学校教諭、池田憲一郎さん(65)が自宅の古民家を改修し15日、組み木のおもちゃのデザイナー小黒三郎さん(76)=岡山県倉敷市=の作品を集めた展示館「小黒三郎組み木館 ズートピア信州」をオープンさせる。隣には作品作りを体験できる工房も整備。小黒さんの長年のファンで、自らも組み木作りに取り組む池田さんの夢が実現する。...
View Article県警2警官を加重収賄罪で追起訴 県警、近く処分へ
7月20日に地方公務員法(守秘義務)違反容疑で長野県警の現職警官2人が愛知県警に逮捕されてから1カ月半余。11日、名古屋地検が加重収賄罪で起訴し、車両使用者の個人情報漏えいをめぐる事件は節目を迎えた。長野県警監察課は、捜査の経過などを踏まえて近く処分を決める方針だが、重大な処分になることは確実。どうすれば県民の信頼が回復されるのか。県警には重苦しい空気が流れた。...
View Article須坂に長野養護学校高等部分室を検討 県教委、要望を受け
県教委は11日、2016年度を目標に、須坂市内に県長野養護学校(長野市)高等部の分教室設置を検討していると明らかにした。須坂市には県内唯一の市立特別支援学校「須坂支援学校」があり、現在は小学部のみ。来年度初めて中学部に進む生徒がいるため市が中学部を設置するが、同校保護者からは「高校まで地元で通わせたい」とし、市内に高等部分教室を設けるよう求める声が出ている。...
View Article合板にJAS偽造スタンプ 長野で容疑の社長逮捕
長野中央署と県警生活環境課は12日、中国から輸入した合板に、日本農林規格(JAS)の格付け表示「JASマーク」に似せた偽造スタンプを押したとして、JAS法違反(格付けの表示の禁止)の疑いで、長野市上松、建設業「ファインテック」(長野市)社長の伊藤豊容疑者(62)を逮捕した。...
View Article飯山の県道復旧工事始まる 4月に地滑り、通行止め
飯山市飯山で4月末に起きた地滑りで、路面が流失するなどして通行止めが続いている県道飯山斑尾新井線で12日、本格的な復旧工事が始まった。同県道は同市中心部と観光地の斑尾高原を結ぶ。県北信建設事務所(中野市)は11月末までに工事を終え、スキーシーズンに間に合うよう開通させる予定だ。...
View Article上田市浦里小火災から1週間 トイレと渡り廊下を重点捜査
上田市浦野の浦里小学校で5日深夜に校舎など5棟を全焼した火災は、12日で発生から1週間。連日、現場で実況見分を続けている上田署と上田広域消防本部は、全焼した北校舎と旧管理棟(旧校舎)の東端一帯に出火場所を絞り、特にトイレと渡り廊下付近を重点的に調べている。出火原因を特定する物は見つかっておらず、現場は普段火の気がないことなどから、同署などは放火の可能性も含めて引き続き調べを進める。...
View Article技能五輪とアビリンピック 県選手団結団式
磨きをかけたものづくりの技、いざ披露―。県内を主会場に初めて開く第50回技能五輪全国大会(10月26~29日)と、第33回全国障害者技能競技大会(アビリンピック、10月20~22日)出場選手の結団式が11日、長野市のホテルであった。県選手団は技能五輪が121人、アビリンピックが23人と、ともに過去最多。選手たちは、あと1カ月余に迫った本番での活躍を誓った。...
View Article県北部地震から1年半 栄中でフレンチ給食提供
下水内郡栄村で震度6強を観測した県北部地震から1年半となった12日、長野市の結婚式場「アマンダンスカイ」のシェフらが栄中学校を訪れ、ボランティアで給食にフランス料理を提供した。「国産牛フィレ肉のローストと鮮魚のポワレ」といった料理が運ばれると、生徒約40人はまじまじと見つめて喜んでいた。...
View Articleコハクチョウ5羽、安曇野市に 越冬地へ今季初飛来
白鳥の越冬地で知られる安曇野市豊科田沢の犀川白鳥湖に10日朝、コハクチョウ5羽が今季初飛来した。上空から舞い降り、浅い場所に集まったコハクチョウたちは少し羽繕いをした後、すぐにうずくまって羽を休めていた。...
View Articleテスト中、一部の生徒に「漢字確かめて」 松本の中学、抗議受け謝罪
松本市の市立中学校で今月4日、1年生の社会科の中間テスト中に試験監督の男性教諭が一部の生徒の答案を指さして「漢字、確かめて」などと声を掛け、後日、声を掛けられた生徒側の抗議を受けた学校側が謝罪していたことが10日、分かった。市教委の調査に、教諭は「解答が間違っていたので指摘してしまった」と話しているという。同校は「不公正、不適切な言動だった」としている。...
View Article上高地の衛星電話設備、運用開始
NTT東日本長野支店(長野市)は10日、北アルプス・上高地(松本市安曇)に災害などで電話が不通になった時に備えて設置した「孤立防止用衛星通信装置」の運用を始めた。昨年6月の土石流災害で、上高地に通じる道路とともに通信ケーブルも寸断され、観光客らが孤立したのを受けて整備。安否確認などに無料で使える。...
View Articleサケ遡上確認 飯山の西大滝ダムで今年初
信濃川中流域水環境改善検討協議会(事務局・国土交通省信濃川河川事務所)は10日、飯山市と下高井郡野沢温泉村境の千曲川にある東京電力西大滝ダムの魚道で、ことし初めてサケの遡上(そじょう)を確認した。調査期間(9月11日~11月10日)が同じで、計35匹を確認した昨年より3日早い。...
View Article飯田下伊那、マツタケ不作 販売見送りも
県内有数のマツタケ産地・飯田下伊那地方で、今秋は不作傾向が続いている。例年10月10日前後が最盛期だが、ことしは残暑や少雨などの影響で入荷量が極端に少ない。予約にも対応できず、店頭販売を見合わせる店もある。マツタケ料理を提供する施設では予約を断るなど苦渋の対応をしている。...
View Article右回りに限定、6差路の安全性確保 旧軽井沢で11月実験開始
北佐久郡軽井沢町は、旧軽井沢地区に大正時代からある六差路の交差点「六本辻(ろっぽんつじ)」の安全性を高めるため、右回り限定の円形状交差点「ラウンドアバウト」にする実験を、来月始める。10日に打ち合わせのため同町を訪れた実験助言者、名古屋大大学院の中村英樹教授(交通工学)によると、6本もの道が集まる交差点は全国的にも珍しいといい、改善にはラウンドアバウトが効果的としている。...
View Article信越線長野-妙高高原間、路線の新名称を公募
第三セクター、しなの鉄道(上田市)が2014年度末の北陸新幹線金沢延伸開業に合わせJRから経営を引き継ぐ信越線長野―妙高高原間(37・3キロ)について、同社と県・沿線市町でつくる対策協議会は10日、路線名を11月1日から12月28日まで公募すると決めた。住民らも交えた選定委員会で来年1~2月に候補を絞り込み、3月の同社取締役会で決定する。...
View Article中学の部活動補う社会体育、長野以外ほとんどなし 北信越で調査
県内の中学校の9割余りが運動系部活動の時間を補うために、社会体育活動を行っているのに対し、富山、福井、石川、新潟の北信越4県ではほとんど行っていないことが10日、県教委の調査で分かった。県内では、運動系部活動とその延長としての社会体育団体の活動をめぐり、責任の所在があいまいになりがちなことや、実質的な部活動の「長時間化」が表面化しており、県教委は適正な部活動などの在り方の指針をまとめる方針だ。...
View Article「地籍調査」 県内の実施率37%、全国平均下回る
土地の境界や面積を確認するために戦後始まった「地籍調査」について、県内市町村の実施済み割合が2011年度末時点で37・3%にとどまっていることが10日、県のまとめで分かった。全国平均の49・7%を大きく下回る。境界などが曖昧なまま土地が取引され、相続や売買、災害復旧などの際に境界画定問題が浮上する事例もあり、県は「市町村担当者を対象にした講習会などを開き、調査を急ぎたい」としている。...
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