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AC長野、北信全域がホームタウンに 15市町村が支援約束

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 長野市をホームタウン(本拠地)とする日本フットボールリーグ(JFL)のAC長野パルセイロは22日、ホームタウンを北信地方の全15市町村に変更する方針を決め、了解を求める文書をJリーグに郵送で提出した。AC長野はこれまで北信の各市町村でサッカー教室や交流事業を展開しており、ホームタウンの広域化でこうした事業を発展させ、地域活性化にもつなげる考えだ。  Jリーグによると、提出された文書に問題がなければ、近く変更を認める方針。広域をホームタウンとしているクラブは多く、Jリーグ1部(J1)の湘南ベルマーレは神奈川県厚木市など10市町、J2のV・ファーレン長崎は長崎県諫早市や長崎市を中心とする全県としている。  AC長野が長野市以外の北信の14市町村に支援を要請。14市町村は情報発信や施設使用などの面でAC長野を支援していくことを約束する文書を、昨年末までにAC長野に提出した。これを受け、AC長野は22日に長野市内で開いた「第1回ホームタウン自治体連絡会議」で、ホームタウン広域化の方針を決めた。  連絡会議には、中野市や飯山市など8市町村の担当者が出席し、幹事自治体に長野市を選んだ。  AC長野は、南長野運動公園総合球技場(長野市)の改修中には佐久市でホームゲームを開くため、東信地方への支援の広がりも期待している。AC長野の運営会社「長野パルセイロ・アスレチッククラブ」の次期社長に内定している丹羽洋介スーパーバイザーは「自ら汗をかき、地域の活性化に役立ちたい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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