実在しないシロアリ被害などをかたって不要な住宅工事をしたとして、上田署と県警生活環境課は５日、詐欺の疑いで、上田市中央北の住宅リフォーム会社「ハウステック長野営業所」（本社・静岡県）の社員の長野市の男（３２）を逮捕した。今夕にも発表する。また、共謀したとして、別の社員３人を同日午後にも再逮捕する方針。
３人は、ともに社員の上田市天神の杉山一昭（４８）、同市諏訪形の柳沢映（あきら）（３２）と、元社員で同市住吉の羽入田吉一（５９）の３容疑者。
４容疑者の逮捕容疑は、共謀して昨年秋、同市の女性宅で、必要がないにもかかわらず、シロアリ対策として換気扇や調湿材の設置工事などをして代金約１３０万円をだまし取った疑い。杉山、柳沢、羽入田の３容疑者は２月、同市内の別の住宅に関わる詐欺などの疑いで逮捕されている。
捜査関係者によると、長野市の男は集金などを担当。羽入田容疑者が工事の契約を取り、柳沢容疑者が工事をするなど、役割分担をしていたという。（長野県、信濃毎日新聞社）
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上田のリフォーム詐欺容疑 長野の男を逮捕
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