カーリングの世界選手権(男子=30日~4月7日・カナダ、女子=16~24日・ラトビア)に初出場する女子の中部電力は7日、北佐久郡軽井沢町のスカップ軽井沢で練習を公開した。同選手権に出場する男子のSC軽井沢クラブが練習相手を務め、ソチ五輪の出場権獲得に向け、両チームが手応えを語った。 ソチ五輪の出場枠は昨年と今年の世界選手権の成績で7枠が決まり、残り二つは12月の世界最終予選で決定する。日本は男女とも昨年出場しておらず、今大会で好成績を収める必要がある。 女子のスキップ藤沢はソチ五輪出場に向け「まずはベスト4を狙いたい。パシフィック・アジア大会で敗れた中国にもリベンジしたい」と目標を掲げた。主将のサード市川は「モチベーションが上がった。氷の状態をしっかり読み、臆することなく戦いたい」と意気込んでいた。 男子のSC軽井沢クラブは2009年以来、2度目の出場。スキップの両角友は予選敗退した前回の出場時より「(ショットの)細かいコントロールができるようになった。世界で戦える精度」と強調。「まずは予選リーグ突破(ベスト4)を目指したい」と話した。 女子は9日に、男子は19日に現地に向けて出発する。(長野県、信濃毎日新聞社)
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