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Channel: 信濃毎日新聞
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諏訪に雲海、浮かぶ富士 県内今季一番の冷え込み

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 今秋一番の冷え込みとなった13日早朝、岡谷市と塩尻市境の高ボッチ高原から諏訪盆地の上に広がった雲海の向こうに、富士山がくっきりと浮かび上がる光景が見られた。同高原は全国的な富士山の人気撮影スポットで、県内外から集まった写真愛好家が盛んにシャッターを切っていた。  同高原の高ボッチ山頂(1665メートル)では約40人が防寒着を着込み撮影。午前5時ごろ、東の山際がうっすらと赤くなり出すと「きたきた」と声が上がり、シャッター音が響きだした。雲海の切れ間からは諏訪市や岡谷市などの街明かりも見え、絶好の演出に。京都府から訪れた自営業の秋田隆男さん(68)は「7、8回来たが、今までで一番良かった」と満足そうだった。  長野地方気象台によると、13日の県内は高気圧に覆われて全域で晴れ、放射冷却と上空の寒気の影響で多くの地点が10月下旬から11月中旬並みの冷え込みとなった。軽井沢を除く29地点で朝の最低気温が今季最低を記録。各地の最低気温は、野辺山が氷点下2・3度、開田高原が同1・9度、松本5・4度、長野5・9度などだった。(長野県、信濃毎日新聞社)


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