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つるし飾りで駒ケ根を元気に 市民の作品、商店街を彩る

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 駒ケ根をつるし飾りのまちに―。駒ケ根市の市民団体「あつい!こまがね」が、つるし飾りの作り手を増やそうと教室を開き、本年度の最終回が9日、市内であった。参加者がこれまでに作った飾りの一部は、JR飯田線駒ケ根駅前の商店街の店舗に彩りを添えている。来年度も教室を続け、商店街のにぎわいにつなげる計画だ。  教室は市内の女性を講師に招き、2011年度に始まった。本年度は昨年10月から計8回開き、同市を中心に毎回約30人が参加。青や朱色などの絹織物を縫い合わせ、えとの動物をこしらえてきた。  商店での展示はことし2月に1軒で始まり、現在は空き店舗も含め4軒に。飾りは鳥やコイ、まりなどの形で、全部合わせると5千個以上になるという。教室の参加者が自宅などで作って持ち寄った。  参加した市内の主婦(77)は「仲間づくりにもなり、楽しみながらまちづくりに関われてうれしい」。「あつい!こまがね」会長の原正彦さん(68)は「仲間を増やし、街をつるし飾りでいっぱいにして地域を元気にしたい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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