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飯伊の高校生、被災地の岩手・山田町へ 飯田市社協が今月末派遣

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 飯田市社会福祉協議会は22~24日、飯田下伊那地方の高校生を東日本大震災の被災地、岩手県山田町に派遣する。大震災から2年となるのに当たり、現地の高校生らとの交流を通じて復興への歩みを学ぶ。飯伊地方は東海地震などによる被害が予想されることから、将来の災害に備える狙いもある。生徒たちは9日、市内で開かれた事前学習会に参加した。  「春休み高校生スプリングチャレンジ」と銘打った取り組みで、飯伊地方の高校8校の1~3年生計30人が参加する。山田高校(山田町)の生徒と災害の際に高校生にできることを話し合うほか、同町の「復興支え愛センター」の職員から震災発生からの経過について説明を受ける。  この日の事前学習会には29人が参加。被災地を支援しているNPO法人「ローカル・コミュニティ」(松本市)代表理事の高田克彦さん(52)から傾聴ボランティアなどの活動について話を聞いたほか、5グループに分かれて被災地での活動について意見交換。高校生からは現地の人たちの声をしっかり聞きたいといった発言があった。  飯田女子高校(飯田市)2年の古畑里紗さん(17)は「自分の目で被災地を見てみたい」。飯田風越高校(同)1年の甲斐祐弥君(16)は「復興に向け、これまでにどれだけの苦労があったのか知りたい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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