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県議15人「知事再選望む」 全県議57人本社調べ 

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 任期満了に伴う来年夏の知事選に向け、全県議57人(欠員1)のうち15人が阿部守一知事の再選を「望む」と考えていることが13日、信濃毎日新聞のアンケート取材で分かった。関係者によると、阿部知事は再選出馬を明言していないが意欲的とされる。「望む」とした15人の中には、2010年知事選で、村井仁前知事の事実上の後継として腰原愛正前副知事の擁立を主導した自民党県連幹事長の石田治一郎氏が入っている。  アンケートは開会中の県会定例会に合わせて実施。各県議から聞き取ったり、文書で回答を得たりしてまとめた。  知事の再選を「望む」とした県議の内訳は、最大会派自民党(20人)の1人、10年知事選で阿部知事を推薦した民主、社民両党の県議らで構成する知事与党的な第2会派、改革・新風(14人)の11人、無所属改革クラブの2人、無所属1人だった。  取材に対し、改革・新風代表で民主党県連幹事長の倉田竜彦氏は再選を望む立場で、阿部知事が作った来年度からの県政運営の指針「総合5か年計画」による施策展開が次期知事任期にかかることなどを挙げ、「確実に進めてほしい」と期待。石田氏は、2000年以降、田中康夫元知事が2期、村井前知事が1期で退任していることを踏まえ、行政の継続性などから「(知事は)簡単に代えるべきではない」としている。  一方、石田氏を除く自民党の19人全員と、他会派の22人は、阿部知事の再選について「判断の時期ではない」などとして「分からない・無回答」とした。石田氏の再選支持の姿勢は現時点で、前回選で腰原氏を全面支援した同党の方針とはなっていない。  他に前回知事選で知事、腰原氏と争った松本猛氏(現ちひろ美術館常任顧問)の支援団体に加わった共産党(6人)のうち藤岡義英氏が唯一、再選を「望まない」とした。  阿部知事は就任後、特定党派に偏らない「全方位外交」の姿勢で議会対応に臨んでいる。再選出馬については取材に「今は与えられた任期を全力で取り組むことしか考えていない」としている。(長野県、信濃毎日新聞社)


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